何度怒っても行動を改善しない職場の人がいます。どうしたら良いですか?
私なら、放っておくか、別の伝え方を考えます。
と言うのは、まず、他人を変えることは無理だから。
そして、同じことをして違う結果を望むのは、愚か者のすることだから。
(2つ目の言葉は私の言葉じゃないですよ 笑 有名な方の言葉です。)
1つ1つ解説していきますね。
何度怒っても行動を改善しない人への対処法3つ
何度怒っても行動を改善しない人って、一緒に仕事していてイライラしますよね。
あなた自身に迷惑がかかっていたり、仕事全体の効率を落としてしまっているのなら、なおさら。
改善ため注意しているのに、聞く耳を持ってくれなかったら、ドーンっとイライラが爆発してしまうこともあると思います。
ドーンと爆発しても、行動を改善してくれなかったら、もう本当に相手がいるだけでイライライライラ、、、
「何度も言っているのになんで分からないの!?怒」と怒った経験、私にもあります。
でもそれは過去の話。
今は別の方法をとっています。
1、他人を変える力はないから放っておく
今は、何度怒っても行動を改善しない人は、私は基本放っておきます。
一度怒ることはしてからね。
怒るというか、注意というか、「こういう理由でこれをやって欲しい。」ということは伝えます。
それはそもそも、言わないと伝わらないから。
察して欲しいとか、態度を見れば分かるじゃん!という人もいるけれども、これは私は無理じゃないかなと考えています。
というのは、あなたと一番付き合いが長い人、親なのか、パートナーなのか、兄弟なのか、祖父母なのか、職場の人なのか分からないけれども、一人思い浮かべてみて下さい。
思い浮かべました?
その人を思い浮かべながら、あなたに質問です。
その人の考えていることを、あなたは全て把握することができますか?
予想外の発言、予想外の行動、知らなかった好きなこと嫌いなことはない!と言い切れますか?
・・・・言い切れないですよね。
私は人生で一番付き合いが長い人は、親になるんですけど、親の考えが私にはよく分かりませんでした。
今もよく分かりません。笑
幼稚園からの幼馴染もいるけれど、私とは結構真逆の性格をしているので、面白い価値観をいっぱい持っているなぁと感じる友達です。
人生で一番付き合いの長い人(私の場合は親)でさえ、何を考えているのか全て分からないのに、職場の人が、私の考えを察して行動するなんて、できる時もあるけれど、できない時もあっても当然だよねと思っています。
聞いてみなきゃ分からないし、言わなきゃ分かりません。
これは当然のこと、ですよね。
なので当たり前のことと思っていても、「私にとっては当たり前でも、相手にとっては当たり前ではないんだなぁ。」と解釈して、説明したり、一言注意したりしています。
そして注意したら放置です!笑
なぜなら私は、他人をコントロールする超能力を持っていないから。
当然でしょと思うかもしれないけれども、「言ったのにやってくれない!」って、これって「言えば(言葉にすれば)自分の思う通りに相手が動いてくれるもの。」と思っているの?私は感じてしまいます。
冷静に考えるとちょっと怖いですよね。
言ったところで、相手がその通りに動いてくれるかって、それは相手が決めること、ですよね。
言われたことを、相手がどう感じるのかも、相手が決めることです。
なので「言ったのにやってくれない」は、当然成立することなんです。
「相手を変えるために、変わってもらうために自分の意見を言う。」のではなくて、
「どう感じるのか、言われた後どうするかは相手が決めること。でも私は、このままはちょっと仕事がやりにくい。だから、とりあえず伝えてみよう。改善してくれたらラッキーだし、改善されなくてもしょうがないよね。」というのが私の考えです。
なので一言注意はする。
でもそのあとは放置。
になります。
2、放っておけないのなら、別の方法を考える
でもかと言って、改善してくれないと困る。という状況もありますよね。
それは物理的に困る場合もあれば、「改善されないと、相手は楽ばかりして、私ばかり頑張ることになるからイライラする。」という精神的に負担になる場合もあります。
そんな時は放置しません。
私は自己犠牲嫌なので。
改善してくれないと困る。
そんな時は、別の伝え方を考えます。
もちろんもう一度言う。三度言ってみる。
のも良いと思います。
でも「何度も何度も言っているのに改善してくれない!」は、それは伝え方を変える必要があると思います。
物理学者のアインシュタインが残した言葉の1つに、「同じことをして違う結果を望むのは、愚か者ののすることだ。」と言う言葉があります。
(本当はアインシュタインの言葉じゃないとか、愚か者ではなく、バカや狂ってるなど曖昧な部分が多い言葉ですが、私はこの言葉に出会った時、ハッとしました。)
これ、本当にそうだなと思っていて。
同じことをして違う結果を望んでも無駄であって、違う結果を望むのならば、何かを変えなくちゃ。
言いたいことはこれであって、正論すぎる言葉だと思いませんか?
「何度も何度も言っているのに改善してくれない!」と思うのであれば、
・自分から言うのではなくて、上司から伝えてもらう
・いつも間違えるところをただ注意するのではなくて、どうやっているのかを見せてもらって原因を一緒に探る
・そもそも正しいやり方を知っているのかを聞いてみる
などなど、同じ言葉を繰り返す労力、時間を別の方法に使ってみてください。
これねやってみると案外「こんなあっさり解決することだったの!?」ってことがあるんですよね〜。
・上司からの説明でやっと、なぜやるのか?を理解できて行動が改善された。
・怒っているから言い出せなかったけど、そもそも正しいやり方を知らなかった。
・自分がやっていなかったことをやってくれていたことを知った。(実は役割分担してくれてた。)
こういうこと、ザラにあります。
「あんなに怒ってごめんね。」って思うこと、ザラにあります。
「あ、私が原因だったんだ。」ってちょっと凹むこと、ザラにあります。
同じことを繰り返してしまっている時って、視野が狭くなっていたり、決めつけてしまっていたりするんですよね。
それは自分もそうだし、もちろん相手も。
そこから脱出するためにも、別の伝え方を考えてみる。
そもそもの話、同じ言葉を使って説明をしても、10人いたら10人が全く同じ捉え方をしてくれるとは限らないですよね。
「あ、そういうふうに捉えたんだ。なるほどね。でもごめん違う。」ってことももちろんあるし、
言葉だけで理解できる人もいれば、資料を見せながらじゃないと理解できない人もいます。
頭で理解できればあとは自分で進んでいける人もいれば、実際にやってみて初めて言っていたことを理解する人もいますよね。
どの方法で、どの段階で、相手が理解できるか、行動に移せるかは人それぞれ違うし、自分自身の、理解しやすい方法、行動しやすい道筋を把握していない人も多くいらっしゃいます。
つまり、あなたが言葉で説明するのが得意でも、相手は目で理解するのが得意な人ならば、伝わりにくいんですよね。
(本からの情報収集が得意な人もいれば、ラジオなど音声からの情報収集の方が得意な人もいます。目タイプ、耳タイプ、理論タイプ、想像タイプ、経験タイプ、様々なんです。)
でも私たちは、自分が聞いて理解できるタイプならば、言ったのに理解できない人が分からないんですよね。
「何度も何度も言っているのに改善してくれない!」は、ただただそこがすれ違っていただけで、「他の人が伝えたらすんなり理解して改善してくれた。なんで!?」ってことがあるんです。笑
だからこそやっぱり、何度も何度も同じことを言うのではなくて、別の伝え方を考えてみるのが大事だと思うんです。
でもそれでもやっぱり、改善されたらラッキー。改善されなかったらしょうがない。が根本にありますけどね。
3、最終手段は、自分が変わる
伝え方を変えてもダメだった。
もうそうしたら、諦めるか自分が変わるかしかありません。
・「これは私の仕事。」として割り切る
・第三者にやってもらう
・頼むのではなく、逆に自分がやらなくて良い仕事を見極める
などなど。
他人を変えることは無理だけど、自分を変えることはできます。
そして、自分を変える方が労力も時間もかかりません。
一見一番嫌な方法に思えるかもしれませんが、これが一番楽な方法だったりします。
他人にかける時間をなくし、自分自身に集中する。
結局これが、一番最強な方法なんですよね。
まとめ
何度怒っても行動を改善しない職場の人がいます。どうしたら良いですか?
これの私の回答は、
放っておくか、別の伝え方を考えます。
他人を変えることはできないし、私は他人をコントロールする超能力も持っていないから。
そして、同じことをして違う結果を望むのは、愚か者のすることだから。(By アインシュタイン)
他人を変えることはできないし、他人を動かすことって難しいです。
自分自身がその人にとって、影響力のある人間になっている必要もあります。
結局は自分。
他人ではなく、自分自身に時間をかけ、成長していきましょう♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたの心が少しでも軽くなったら嬉しいです。
ではまたね♪
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